1, Make someone happy
　　　大好きな作曲家Jule Styne の、大好きなこの曲を新しいこのアルバムのオープニングにしました。
　　　'' 誰かを幸せにしたら、あなたも幸せになるわよ🎶'' という前向きで素敵な、人生の道しるべにしたい！
　　　大好きなフレーズが心に沁みます。'' Sleepy in Seattle'' ( 邦題: 巡り会えたら)という、
　　　メグライアン&トムハンクス主演の素敵な映画のテーマソングでもありました。
　　　実はこの映画は''An affair to remember'' (邦題: 巡りあい) というデボラカーとケリーグラント(一番有名な!
　　　印象に残るversion)を元にして制作されたリバイバル映画です。
　　　そこでそこで、ワタクシの1枚目をお持ちの皆さん! もうお気付きですね! （笑）1枚目アルバムの最後の収録曲が
　　　'' An affair to remember''。
　　　そして今回の2枚目の最初の収録曲が'' Make someone happy'' 。この2枚は12年の''時'' を経て、
　　　続いているのです！是非是非この2枚を続けて聴いて頂きたいです！
　　　私の描いていきたい音楽が、この2枚にギュッと沢山詰まっています!!

2, Someone to light up my life
　　　これまた敬愛してやまない、アントニオカルロスジョビンの名曲です。
　　　サラウ''ォーンやシャーリーホーンのslow &mellowに歌っているversionが有名ですが、私らしいテイストで
　　　明るいサンバで演奏しています。胸がキュンとなる切ないメロディーと共にお楽しみ下さい！

3, The story I want to tell you
　　　今回このアルバムの為に4曲新しく曲を書きました。中でもこの曲は、生まれ育った日本、とくに故郷である三重県
　　　伊賀上野に想いを馳せて書きました。
　　　山々に囲まれた盆地で、忍者の故郷、松尾芭蕉の生まれた土地でもあります。皆さんの生まれ故郷を、それぞれ想い
　　　浮かべながら聴いて頂けましたら幸いです。

4, Luz (Hikari)
　　　東北大震災で被害に見舞われた方々を思い、この曲を書きました。
　　　回復の祈りを'' Luz : (邦訳) Hikari 光'' という曲名と共に、''光'' を届ける気持ちで心を込めて演奏しました。
　　　遠く離れて住んでいても、母国、日本を思う気持ちは変わりません。むしろ離れている年数を重ねるほど、
　　　気持ちが強くなって行くようです。

5, Looking back
　　　15年余り、長年辛抱強く(?!)ピアノを指導して頂いていますJazz piano の巨匠Steve Kuhn氏 。
　　　我が師匠のこの難曲に敬意を込めて挑戦しました。非常に厳しい指導を受けましたが、
　　　御本人曰く、''この曲は難しいね''だそうです。あちゃ！Swing 道はやはり厳しい道程であります。。

6, Quality Time
　　　アルバムタイトルとなったこの曲、この曲名。音楽を演奏いる時、聴いている時、すべての瞬間が、
　　　私にとってとても大切な価値ある時間です。この大切な価値ある貴重な時間を皆さんと共有することが
　　　出来ましたら幸いです！
　　　ちなみにアルバムタイトルとしての選択は、 師匠でProducerであるSteve Kuhn氏が決めました。
　　　先生、ありがとうございます!!

7, Cat Blues
　　　大の猫好き！な私が、猫に捧げたBluesです。猫の気取った足取りを想像しながら聴いてみて下さいね。

8, Solitude
　　　Duke Elington の名曲。Billy HolidayやLouis Armstrongの歌のように、心をこめて演奏しました

9,Velas
　　　敬愛するブラジルの天才ミュージシャン＆希代のメロディーメーカーである、Ivan Lins 様の美しいこの曲に
　　　挑戦しました。 実はこのお題の訳を約３年間違えており、演奏するたびに”Candle：ろうそく" とお伝え続けて
　　　いました！すみません！！懺悔告白いたします！！
　　　正しい訳は”Sail:帆”であり、曲中では ”あなたの心は帆を張った船（ボート）だ” と歌われています。”心の帆”の
　　　複雑で繊細なイメージを膨らませて、メロディーをソロへと紡ぎました。感じて楽しんで頂けましたら幸いです。

10, Lucky to be me
　　　尊敬している大作曲家 Leonard Bernsteinのミュージカル'' On the town'' に収録された曲です。
　　　明るい曲調のhappy song に相応しく、軽やかにSwing出来るよう心掛けました。

11, Somewhere
　　　こちらも、巨匠Leonard Bernstein の傑作ミュージカル''Westside story'' より美しい名作品です。
　　　愛と心を込めて今回はピアノソロで演奏しました。

12, That's all
　　　大好きなアメリカンスタンダードソングのこの曲。
　　　とある会場でピアノを弾いていた時、この曲の作詞作曲者であるBob Heymesの義理の娘さんに出会い、
　　　この曲をリクエストされて以来、益々大好きで思い入れのある曲になりました。
　　　さすがNY! "あなたのことが好き、ただそれだけ'' という The Happy Songで、このアルバムを締めくくりました。
　　　このアルバムを聴いて下さった皆様が,価値ある時間'' Quality Time '' を過ごされたことを心より願います！

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